仏ラングドック、モンペリエとニームの間の小さな村、ソーヴニャルグの地に誕生した、若手自然派生産者ティエリー・フォレスティエール氏のワイナリー、ドメーヌ・モン・ド・マリー。
オーナーのティエリーさん
誰にでも買える手ごろな価格で、しかも本当に自然で美味しいワインを目指し、2004年こ䛾畑を手に入れた。
その美味しさと良心的価格で、私の周りでも既に『あれ、いいよね!』と話題です。
この赤ワインは、ごくごく飲めるのに、旨味がじわじわと追いかけてくる、薄旨ジューシーな美味しさ。
そして、いずれも2千円前半という価格も、自然派ワイン好きの心を掴んでいます!!
ティエリー氏の前職は、パリでのコンピューター技師。
実は、コスティエール・ド・ニームで400年続くワイナリーが実家という、生粋のワイン人と言えども、安定した仕事を捨て、ラングドックでのワイン造りを選んだのは、『誰もが気軽に買えて飲める自然派ワインを造る!』という強い思いがあったそうです。
ラングドックは今や、《濃くて果実味タップリ》のイメージが根強いですが、かつてこの地で飲まれていたワインは、凝縮感が高すぎず、水代わりにゴクゴクと飲めるような飲み心地のワイン。でも決して軽いだけではなく、爽やかできれいな酸と、樹齢の古さが生み出す奥行きや旨味も備えたワインだったそうです。
『そんなワインをもう一度、皆と分かち合いたい!』
そんな思いを実現するため、《おじいちゃがやっていたような有機栽培、テクニックに頼らないワイン造り》を決意、そのために欠かせなかったのが、ラングドックの畑で生命力豊かに生き続ける、古木のグルナッシュやアラモンなどでした。
こうしてラングドックでワイン造りをスタート、更に!『誰もが気軽に買える』を実現するための工夫もティエリー氏は怠りませんでした。出来るだけ取引先を絞って諸経費を抑え、可能な限りワイン代を抑える事にまでこだわったのです。
それもこれも、『誰もが気軽に買えて飲める自然派ワインを造る!』の思い故。
こうして、『あれ、いいよね!』と思わず言っちゃうワイン、モン・ド・マリーが誕生しました!
100年前のラングドックの主力品種はアラモン、サンソー、カリニャン!!
その頃のラングドックの品種はアラモン、サンソー、カリニャンそしてアリカントなどが主力品種だった。
昨今のラングドック地方の主要品種シラー、グルナッシュなどは少なかったのである。
樹齢80年䛾グルナッシュやカリニャン、100年䛾アラモンなど素晴らしいぶどう畑
ぜひ一度フランスの家庭料理を作ってこのワインとのペアリングを楽しんでみてください
こちらのワインが買えるお店
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